ホテル編

21 Aug. - 01 Sep. 2011




ブリュッセル

ブリュッセルのホテルは、プレメトロに近く、またレンタカーを借りる南駅にもプレメトロで行けると理由で何となくマリオットにしました。
ルームタイプは、多少無理して Executive Room にしましたが、普通のタイプとどれだけの違いがあるのかわかりませんでした。
お部屋としては、ごく一般的なもので広さも十分でした。
なお、ヨーロッパでは普通のようですが、お部屋にはバスローブはありましたが、スリッパはありませんでした。
そこで、翌日、ホテルの近くのカルフールでスリッパの代わりになりそうなサンダルを買ってきて履いてました。
ここで買ったスリッパは、ディナンやスパなどで役に立ちました。

ディナン

La Merveilleuse 01 La Merveilleuse 02 アルデンヌの古城を回るための拠点をナミュールにするか、ディナンにするかで少し悩んだのですが、ディナンのほうが古城への距離が比較的近そうだったのと、ネットなどでホテルの評価を見て、ディナンの Hotel La Merveilleuse に決めました。
観光編でも書きましたが、ホテルの住所をGoogle Mapなどで調べると、コンバタン通り(Av. des Combattants)をしばらく南に行ったところを指すのですが、そこには会社が立っていて、かつ、行き止まりとなります。
正しい Hotel  La Merveilleuse の場所は、シャロー・ドサン=メダール(Charreau de Saint-Medart)からシャロー・デ・カプサン(Charreau des Capucins)に曲がるここのあたりです。
La Merveilleuse Key La Merveilleuse Floor Map 今回の宿泊では、思いっきり贅沢をしてデラックス・スタジオで予約しました。(といっても、ブリュッセルのマリオットよりも安かったのですが)
ホテルの方が案内してくれたのですが、お部屋はエレベーターで3階まで上がってすぐの201号室でした。
フロントでチェックインをしていると、なんで1人でこんな部屋に泊まるのかといったような顔をしていましたが、やはりこのお部屋にして大正解でした。
部屋に入ってみると、さすがに1人では持て余してしまいそうな広さで、入ってすぐのところにキッチンが、そしてコーナーに4、5人は座れそうなソファーがあり、窓からはディナンの街並みを見ることができます。
また、間仕切りはありませんでしたが少し奥まったところにベッドが置かれていて、すごくいい雰囲気のお部屋でした。
今回は私お一人様での宿泊ですが、おそらく通常はカップルなどが特別な日に泊まったりするのかもしれませんね。

さて、ホテルの中はというと、かつては、修道院であったことを思わせるように、1階の中央部分のレストランを取り囲む廊下の壁面にはすべて宗教的な絵が描かれていますし、ちっちゃな教会も併設されていました。
また、ゲストルームのあるフロアの廊下は階段部分も含めてすべて木で、かつ、歴史を感じさせるものでした。
La Merveilleuse La Merveilleuse Floor 06 La Merveilleuse Floor 07 1階の中央部分にあるレストランは、朝食会場にもなっています。
朝食は、パンやハム、チーズが数種類あるといったコンチネンタルスタイルのものでした。
ホテルの裏手には、夜などに街を見ながらお酒を飲んだりすることができる屋外のカウンターやテーブルが設置されていました。

このホテルは、街の中心部からは少し離れてはいますが、それでも10分程度で中心部まで行けますし、ディナンの町自体もこじんまりしていて、何があるわけでもありませんが、私は気に入ってしまいました。
機会があれば、また行って見たい町であり、また泊まってみたいホテルでした。

スパ

当初の予定では、F1 ベルギーGP期間中は Verviers に宿泊して、バスでサーキットまで行こうとしていた。
ですが、その前のアルデンヌの古城を見るにはレンタカーを借りてそれぞれのお城へ行くしか方法がないことがわかったために、サーキットへもレンタカーで行こうと考えて駐車場の有無をホテルを手配していただいた旅行会社の方に確認してもらったところ、予約していたホテルが営業していないことがわかりました。
確認をお願いしたのは、ベルギーGPの1ヶ月ほど前でしたので、「これはまずい」との思いで焦りました。
旅行会社の方に、費用がそこそこで Verviers 近辺のホテルをあたっていただいた結果、一般のホテルは直前のためにどこも満室でダメでしたが、 B&B でなんとか Villa Sans Soucis というところを確保することができました。
ただし、値段はGPシーズン料金で普段の2倍程度でした。

Villa Sans Soucis 04 Villa Sans Soucis 03 Villa Sans Soucis 02 Villa Sans Soucis 01 ここは、3階に宿泊用のお部屋が4室あり、1階、2階はここのオーナー(家族)が住んでいました。
私が泊まったのは、3階の道路沿いの1部屋で、ベッドが置かれているフロアの片隅にカーテンで仕切られてバスタブとトイレがあるといったつくりでした。
また、朝食付きでしたが 8:30 からで、8時前後にはサーキットに向かった私は毎日食べられず、サーキットでホットドックやハンバーガーを食べてました。

ところで、 Villa Sans Soucis の住所をもとにGoogle Mapなどで場所を調べると、スパの飛行場のあたりを指していたり、ソヴニエール通りとトヌレ道路の交差するあたりを指していたりしています。
そこで、ソヴニエール通りとトヌレ道路の交差点あたり( Sauveniere 107 あたり )から Villa Sans Soucis を探し始めたのですが一向に見つかりませんでした。
唯一、ホテルらしきものはあるのですが今回の宿泊先とは全く違うホテルで、近くを通っている人につたない英語で宿の場所を聞いたのですが、比較的近い場所にあるとの私の思い込みから、宿に辿り着くことはできませんでした。
仕方がないので、また道を聞いたところ、今度は宿の場所はわからないとのことでしたので、ソヴニエール通りを東に進むことにしました。
しばらく行くと何やらネットで見た家と同じ雰囲気の家が現れ、やっとのことで Villa Sans Soucis に到着することができました。
住所を確認すると確かに"Sauveniere 108"なのですが、107から700~800mくらい離れたところなので、私の感覚からは、まさかそんなに離れたところだとは想像できず、結局、1時間くらいうろうろしてました。
Villa Sans Soucis の正しい場所は、ここでした。

また、 Villa Sans Soucis からスパの中心部までは15分程度とネットに出ていたのですが、実際はもう少しかかったと思います。
滞在中は、毎日、中心部まで歩いて夕食を食べに行きましたので、歩けない距離ではないですが、徒歩で歩いている人をほとんど見かけませんでした。
ちなみに、1人で夕食を食べようとすると、1皿の量が多いのであまり多くの種類の料理を頼めなかったり、お店によっては空いているのに満席だといって断られたりで、思うようなお店に食べに行けなかったりしました。
そんな中で、結構、気に入って2回も食べに行ったのは、インド料理のお店でした。
このお店は、そもそもお客さんがそんなに入っていませんでしたので、1人でいっても断られることなく、また数種類のカレーとナンのセットなどがあって日本人の私にはそれなりに口にあいました。

ブルージュ

Hotel De Tuilerieen 01 Hotel De Tuilerieen 02 Hotel De Tuilerieen 03 ブルージュでの宿泊は、ネットなどで評判の良かった Hotel De Tuilerieen にしました。
駅からは離れていますのでホテルまではタクシーに乗らなければいけませんが、マルクト広場などの中心部に近いことを考えれば問題ないかなと思います。
ホテルは欧州大学院大学が近くにあり、道路を挟んでダイフェル運河沿いですので、カナルビューの部屋を予約しました。
今回泊まったのは、ホテルの名前があるクリーム色の建物の右隣のグレーの建物の3階の一番右側のお部屋で、窓からは運河が見えました。
左の写真に少し写っていますように、ベッドは天蓋付きでしたがベッドの高さが少し高かったです。
また、お部屋の広さはというと決して広くはありませんが、だからといって狭いわけでもなく必要十分な広さでした。
Hotel De Tuilerieen 07 Hotel De Tuilerieen 06 Hotel De Tuilerieen 05 Hotel De Tuilerieen 04 ちなみに、バスルームはバスタブとシャワーが別々になっていましたし、洗面台も2人で同時に使えるように別々に設置されていました。
また、バスルームはそこそこ広かったです。
Hotel De Tuilerieen 08 Hotel De Tuilerieen 09 Hotel De Tuilerieen 10 今回、宿泊したのは本館ではなくて別館(?)でしたので、間違って本館にある階段を上るとお部屋に辿り着けなくなってしまいます。
また、朝食はハムやチーズ、果物、野菜などがそこそこあり、オーダーすればオムレツなども作ってもらえますので、ディナンで宿泊したホテルの朝食よりはバラエティーがありましたが、やはりコンチネンタルなので少し物足りない感じでした。

ブルージュでも、夕食をとるためにお店を探しましたが、なかなか一人でリーズナブルに食べられるお店は見つからず、最終日はどう見ても観光客はそんなに入らないと思われるピタのお店に行きました。



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