03-05 November 2013
烏鎮へは上海虹橋駅から和諧号で桐郷まで行き、そこからタクシーで烏鎮の西柵まで行きました。
タクシーを使わずにバスで行くことも可能でしたが、初めての場所だったので桐郷駅からタクシーを使うことにした次第です。
烏鎮まではタクシーで1時間弱、料金は100元程度で到着しました。
烏鎮の西柵の入り口です。
烏鎮民宿のチェックインは、この烏鎮游客服務中心(WUZHEN VISITOR CENTER)で行うことになります。
烏鎮游客服務中心でチェックインや入場券の購入および西柵宿泊者向けのICカードの発行手続きを済ませたならいよいよ烏鎮西柵歴史街区(景区)へ向かうわけですが、景区へ行くには船を使う方法と徒歩で行く方法があります。
初日は初めてだったので船を利用しましたが、待っている時間を考えると時間的には徒歩で行っても余り変らないように思います。
ちなみに、徒歩で景区へ向かうには渡し舟の乗り場の手前に歩行通路と書かれた案内表示があるので、それにしたがって右に行くと外にでます。外に出たなら右斜め前に入口と書かれた案内がありますので、それにしたがって道なりに進む、左側に元宝湖(行きかう渡し舟)を見ながらしばらく歩くと景区の入り口に到着します。
こちらは、景区から烏鎮游客服務中心方面へ行く際の様子です。
位置的には、渡し舟で降りたところから右に少し行ったところに入口というか出口があります。
渡し舟の発着場所からすぐのところにある草木本色染坊の入り口付近です。
左の写真を撮ったのは9:30くらいですが、染布を竿を使って掛けているところです。
右は午後に撮影したもので、このときはたまたま観光客が少なかったので、ほとんど人が入っていない画を撮ることができました。
毎日、染布を掛けたり降ろしたりしているんですね。
いちばん左のものは、通安客桟の入り口付近です。
ところで、烏鎮の景区内の宿泊施設はそれなりに設備はちゃんとしていますが、相対的に料金は高いと思います。西塘の客桟は設備面では烏鎮のそれに全く敵いませんが、そのかわり料金は烏鎮の半分くらいです。
中央および右は、通安客桟から少し行ったところにある叙昌醤園です。
かなりの数の甕が並んでおり、部屋の中では実際に醤油を甕から瓶に人手で移している光景も眼にしました。
宿泊者以外の観光客がまだ歩いていないと思われる午前9時前後の烏鎮の西柵の街並みです。
西柵の真ん中あたりに一番左の写真の郵便局があります。
ほんとうは、もう少し早く起きて人がいない街並みを撮影したかったのですが、宿でぐずぐずしていたら遅くなってしまい、結果的に思う時間からは撮影できませんでした。
こちらは景区の西の端にある白蓮塔および文昌閣(一番右)です。
烏鎮に着いた初日は、曇り空で写真を撮るにはイマイチでしたが、2日目、最終日と晴れたのでこのような写真をとることができました。
白蓮塔に行くには通済橋を渡って白蓮街をいくか、茶市街を通って如意橋を渡って行くかのいずれかとなりますが、前者の場合には通済橋を渡ったところに夜はライブバーになる少し洒落た感じのお店があり昼、夜ともにいい感じですし、後者の如意橋も中央の写真に写っていますが風情があってこれもまたいい感じです。
右の写真のうち左のものは今回宿泊した宿の近くの橋(永善橋)から撮影しものです。
写真では写っていませんが、川の右側手前に今回の宿があり、白蓮塔なども比較的近いですが、景区の入り口に行くには結構距離があります。おそらく20分以上かかるかと思います。
一番右の写真は、水劇場ですが普段、催しが行われているのかどうかはわかりませんでした。
烏鎮の西柵は、観光スポットとして作られたためか、それなりに見映えというか雰囲気を感じさせる街並みが結構あります。
ただし、西塘のような人がそこに住んでいるんだといった活気のようなものは余り感じられず、どことなく人工的な感じがしました。
烏鎮の朝、景区の中心を流れる運河?(西市河)のあたりです。
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当然といえば当然ですが、景区内の飲食店や客桟では食料や洗濯物(バスタオルやシーツなど)も船を使って 運ばれます。
ただ、交換用の新しいシーツなどは大きな布(写真では茶色っぽい布)に包まれて運ばれるだけと思われますので、どれだけ衛生面を気にしているかは疑問ですが...
まあ、あまり細かいことを気にしてもとは思います。
いちばん左は、朝8時過ぎに撮影したものですが昼間のようなざわついた感じはなく、しーんとした雰囲気で、景区に通う人たちが足早に通りすぎていきます。
そのとなりは、9時前のものでお店の開店の準備で隣のお店の人たちとなにやら話をしているようで、見ていて風情があっていい感じです。
やっぱり、朝の古鎮の雰囲気はいいですね。
朝、歩いていたらお店の中に貼ってある中国を感じさせるものを発見してしまいました。
他の飲食店や客桟ではこれまで見たことがありませんでしたが、このポスターを見ると自分が明らかに中国に来ていることを感じさせられた次第です。
こちらも朝のお店の様子です。
最初の2枚は、大根を揚げたもので看板(?)にありますように1個3元です。
朝のためかどうかわかりませんが、行列ができるようなことはありませんが、買い求める人はちらほらいました。
私も食べてみようかと思ったのですが、朝食を食べたばかりなので今回は諦め、次回、チャンスがあったら試してみることにしました。
一番右はラーメン屋さんだと思いますが、豚や牛ではなくてこちらでは有名な羊の肉が使われているラーメンです。
左は渡し舟を降りてすぐのところにあるお店です。11時くらいに撮ったものですが時間帯が良くなかったのか、あるいはたまたまなのかあまりお客さんがいないですね。
もっとも、いきなり景区の入り口で何か食べるというのもなんでしょうし、午前中であれば景区をでる観光客も少ないのでこの時間のいつもの光景かもしれません。
右は景区の真ん中辺りでポン菓子のようなものをつくっていると思われる露店(?)で、機械と商品は置いてありました。
烏鎮2日目の午前中は東柵に行くことにしました。
早朝は西柵にて少し撮影した後に宿で朝食をとってから歩いて西柵の入り口まで行き、そこから連絡バスで東柵まで行きました。
東柵は西柵とは違って、入り口のあたりに売店が2店ほどありました。
また、入り口も西柵と比べるとコンパクトです。
東柵は西柵と比べて狭いためか、その狭さのために観光には適しているのか、あるいはたまたま訪れた時間帯が悪かったのかわかりませんが、通路を自由に歩けなくなるくらい観光客であふれていました。
ただ、感覚で言うと東柵のほうが人工的でないというか人の生活観が感じられる気がしました。
染物を天日干ししているのは西柵の草木本色染坊だけかと思っていたら、東柵にも宏源泰染坊というのがあって、ここでも藍染した布を天日干ししていました。
広さで言うと西柵のほうが広かったです。
東柵の西側付近の様子です。
このあたりですと、観光客もすこし少なくなってきます。
川岸の家では、が洗濯物が干してあったりして生活観があります。
この少し先の景区を出たところに皮影劇館があって、その影絵を見に行こうとしたのですが、時間が12時近くになっていて着いたときには既に終わっていました。
このまま東柵にいて、次の回を見ることもできましたが次は1時間以上後でしたので諦めて西柵に戻ることにしました。
西柵から東柵への無料連絡バス、烏鎮バスステーションおよび杭州空港への時刻表です。
西柵から和諧号(新幹線)の駅の桐郷まで行くには、K350または杭州空港行きに乗って烏鎮火車駅(烏鎮バスステーション)まで行き、そこから桐郷火車駅までのバスで桐郷駅まで行くことになります。
ここが烏鎮火車駅(烏鎮バスステーション)です。
はっきり言って何もありません。ですが、烏鎮からタクシーで桐郷駅に行くことを考えれば料金は10分の1(西柵→烏鎮火車駅が2元、烏鎮火車駅→桐郷駅が5元)くらいです。
ここから、桐郷駅行きのバスに乗って上海虹橋駅に向かうのですが、通常の乗合いバスのために座席はプラスティックのすわり心地の悪い座席ですし、座席に座るために事前の場所取りが激しいです。
私は今回が初めてなので発車時間ぎりぎりまでベンチで座っていたため最終に近い乗車となり、結果的に座席に座れず立ったままで終点の桐郷駅まで行くことになりました。
ただ、幸いなことにスーツケースがあったため、これに座っていたので比較的楽に1時間を過すことができました。
さて、予約した部屋の中はというと外観や1階の入り口からの見た目と違って、そこそこちゃんとしていました。
右の写真に写っているように、テレビも液晶の薄型のものですし、セキュリティーボックスや冷蔵庫もちゃんとあります。
おまけに、傘まで用意されているのはビックリです。
こちらは洗面台にはちゃんとした歯ブラシや石鹸、櫛が置かれており、バスタオルとフェースタオルも用意されています。
さすがに、バスタブはありませんでしたがシャワールームは少し狭いかなと感じましたが特に窮屈といった感じではありませんでした。
ちなみに、桐郷烏鎮民宿ではすべて朝食がついていますが、内容はその宿によって様々です。
私が宿泊したところも当然朝食がついていて、前日に何種類かのメニューが書かれた紙におかゆとかパンとか食べたいものをチェックする方式でした。
ですが、あまり期待しないほうがよいです。特にパンとかハムとかベーコンといった洋食系のものは。
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