西塘(XITANG)

5-7 November 2013




烏鎮から西塘へ

5日は烏鎮から西塘への移動です。
烏鎮景区(西柵)からバスで烏鎮火車駅まで行き、そこからまたバスで桐郷駅まで移動します。 その後は13:40発の和諧号で桐郷から嘉善南まで移動しました。
嘉善南には14:00少し前に着き、ここからから西塘まではタクシーで向かいました。タクシーに乗ったのはよいのですが、西塘のあたりに着いてから宿泊先に向かうにあたってちょっと問題が発生しました。
宿泊先の西塘秘密花園精品旅店は、タクシー等で直接いけるところですがなかなか着きません。
タクシーの運転手さんは自分に任せろと言うのですが、どうみても目的地から離れていっていますので違う旨のニュアンスを伝えたところ引き返してくれたのですが、迎秀橋の近くまで戻りすぎてしまい、現地の方に場所を聞いた挙句に、ここで降りるようにと言ってきました。
私としては、納得できなかったので降りることはせずにもう一度引き返してもらい、何とか目的地である西塘秘密花園精品旅店に到着することができました。
タクシーの運転手の方も多少気にしてくれたのかメーターよりも安い80元で良いと言っていただき、当初の料金で宿泊先に到着することができました。
予定では15時前には到着するはずでしたが、道に迷ったために到着したのは15時半近くになってしまいました。

夜の西塘

夜景を観るには時間がかなりあったのですが、とりあえず宿泊先から永寧橋のほうへ向かうことにしました。
こちらは、午後4時半過ぎの永寧橋から環秀橋方向を見たもので、少し陽が落ちてきています。



さらに時間が経ち、午後6時を過ぎるとあたりがすっかり暗くなり、お店や客桟に灯りがともります。


こちらは、塘東街の安境橋のあたりから安季橋の先まで広がる(夜の)繁華街の様子で、パブやライブハウスが連なっていてすごく賑やかなところです。
なお、まだ時間が早かったために、通りには人がそこそこ出ていたのですが、お店に入っているお客さんはまばらでした。

朝の西塘

朝の西塘(その1)

今回も早起きして6時過ぎくらいから散策をはじめました。
こちらは今回も宿泊した西塘秘密花園精品旅店の近く、西塘の西端あたりのものです。
何となく風情がある景色があるかと思えば、荷台付きのバイクが何気なく置かれていたりで生活観が感じる景色もあったりで楽しいです。


まずは宿泊先から最も近い橋である環秀橋のあたりまでやってきました。
あまり他人のことは言えませんが、6時を少し過ぎた時間にもかかわらず既に撮影している方々をそこそこ見かけました。
きっと、この方たちもどこかの客桟に宿泊されていたのでしょうが、実際のところはわかりません。

環秀橋から送子来鳳橋のあたりまでやってきました。
このあたりですと、送子来鳳橋を渡って遊覧船乗り場から環秀橋方向を撮るとそこそこ画になるのですが、送子来鳳橋あたりで撮影している方が多くてフレームに撮影している方が入ってしまうという難点があります。
また、今回はここに来る時間が少し遅かったようで、そんなに撮影しないうちに遊覧船乗り場で当日の準備をされている方がこられて追い出されてしまいました。


永寧橋のあたりです。
西塘に限らず烏鎮でもそうでしたが、古鎮では川の水面に浮かんでいるゴミを拾う船がいて、常にゴミ拾いをしています。
この船が朝はいっせいに動き出し、これがひとつの画になっているように思います。



最後は一番東側に位置する塘東街の朝の光景です。
夜の賑やかさとは違って静かで、観光客が時々あたりの写真を撮影している程度です。




朝の西塘(その2)

こちらは、おそらく西塘ではワンタンの有名なお店で、陸氏餛飩です。
お昼くらいよりも朝のほうが混んでいて、この日は特にお客さんが多かったです。
このお店では、ワンタンのほか小籠包や焼小籠包、豆腐花などがメニューとしてありました。



さて、こちらは送子来鳳橋あたりのもので、看板にも書いてありますように焼餅や油条などを売っていて、それなりにお客さんが買っていました。
もう一枚のものは、煙雨長廊の川側のところにちょっとしたテーブルができていて、そこで朝食をとっていると思われるグループです。 もしかしたら、注文はせずにただ休んでいるだけだったかもしれません




煙雨長廊をはじめとして西塘の道は、非常に狭いので荷物を運んだバイクが来ると人は橋に避ける必要がありますし、避けるにしてもぎりぎりのところをバイクが通っていきます。
とにかく朝は、観光客に加えて、荷物を運ぶバイクやらお店の開店準備をする人やらでそこそこ道が混んでいます。



昼間の西塘

送子来鳳橋です。
今回、初日および翌日と足場が組まれていて何か工事をしていたようですが、三日目には足場は取り外れていました。
橋の壁に書かれた落書きは相変わらずで、きっと落書きを消そうとはしていないのでしょうね。
まあ、消してみたところで、また書かれるのは眼に見えているので消さないというのも、有りといえば有りかとは思いますが。



今回、初めてガイドブックに載っているような有料の見所を何箇所か行ったのですが、その中の1つである倪宅にいった際に五福橋の近くから撮影したものです。
なお、この近くには倪宅のほかにも江南明清民居木彫陳列館や聖堂などがあるのですが、景区へ入るためにチケットを買い、かつ、時間があるのであればこれらを見学してもいいかなといった感じですかね。
ですので、室内ということもありますが、これらの写真はありません。


一方、右のものは臥龍橋と万安橋の間にある中国酒文化博物館に行った際やその近くをうろうろした際に撮影したものです。
左のものは、どこの観光地にでもある記念写真(どちらかというと変身写真)を撮ってくれるお店で使われるのであろうサンプル写真を撮っていると思われるショットです。
中央は生活感が出ているのですが、川で洗濯の画です。
右のものは、ごく普通に臥龍橋方向を撮ったものです。


煙雨長廊のあたりを撮ったものをいくつか並べてみました。
左のものは、観光客がそれほどいない時間帯のもので、お店の人が馴染みのひとと恐らく世間話でもしているのでしょうか。
右の3枚は9時前後の煙雨長廊のあたりで、ある程度観光客は来始めてはいるのですがピークの時間帯ではないので、人の流れが途切れるところまで待って撮影しました。



環秀橋の近くでのショットです。
朝の9時半くらいにおそらく送子来鳳橋の近くに停泊していた遊覧船が一斉に環秀橋を通って西のほうへ向かって行きました。
その後、環秀橋から写真を撮っていたら川に捨てられたゴミを拾っている船の近くの岸では、お店の商品と思われる傘を洗っているではありませんか。
決してきれいといえるような川ではないので、できればその水で商品を洗わないでいただきたいですし、そのような商品を買いたくもないですね。まあ、あまり売れないので洗わなければならなくなっているのでしょうが。


永寧橋のたもとにあるお店です。
お店の前では木錘酥を作っていたため、周りにはそれを見学する観光客で道が通りにくくなっていました。
ただし、これを見ていた人が木錘酥をはじめとするお店の商品の購入につながったかというとそんなことはなかったようでした。



右は10時半頃の永寧橋の周辺です。
たまたまかもしれませんが、個人の観光客だけでなく団体客も増えて通路が混雑状態となっています。
永寧橋のたもとには有名な銭塘人家がありますが、そこを左に入った安季橋までの間にも料理店や写真にあるような臭豆腐やフライドポテトなどの小吃やデザート系を販売しているお店が密集しています。
今回、西塘を再訪して驚いたのは、小吃を売っているお店のメニューが半年前と比べて増えていることとアイスクリームなどのデザート系を扱うお店が増えたことです。

宿泊先近くでの光景です。
これをみると、観光地にはなっているけれども昔ながらの生活がそのまま継続されて、まさしく時間がとまっているかのような1コマです。



前回、気付かなかっただけかもしれませんが、客桟のベランダに不思議なもの発見。
なんと、ハンギングチェアが置かれているではないですか。
季節によっては、このハンギングチェアに座って朝夕あるいは夜景を観ながら寛ぐということも考えられますが、基本的に客桟にいる時間を考えるとわざわざこれに座らなくても良いように思うのは貧乏性のせいでしょうか。


左側は前回も撮影した石皮弄です。
今回は、西街からみたものではなく、奥まで入ってそこから西街方向でのショットです。
これをみると、道幅がそんなに狭いようには見えませんので、きっと撮り方が良くないのでしょうね。
一方、右側は景区の西側にある護国随糧王廟のなかです。
こちらは、景区の端にあるためか、有料のためか、それほど観光客が入っていませんでした。
通常のルートであれば、入場券売り場から



今回の宿泊先など

今回の宿泊先も前回同様、西塘秘密花園精品旅店です。
なお、今回は前回の「奥斯卡之夜」ではなく「祥雲瑞気」というのにしてみました。
この部屋は前回よりは狭いですが、それでもぜんぜん広いです。というか、「奥斯卡之夜」の部屋が広すぎるといったところでしょうか。



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