Nexus S のフォント変更でハマりました。 ~ root化 編 ~

Nexus S を Android 4.0.3 に今週はじめにしてから、もしかしたらリカバリモードのところでまたハマるかもと思いながらも、日本語のフォントを入れ替えることにしました。
私としては、標準に使われているフォント(漢字が簡体字?)でもそれほど不便は感じてはいなかったのですが、ときどき通常の漢字のほうがいいなぁと思ったりしたので、この機会に変更してみることにしたのです。
フォントファイルをはじめ、必要なファイルは簡単にそろったので、早速、変更作業を始めたところ、準備不足(情報収集の不足など)も影響して、最初の予感的中でハマってしまいました。


まず、最初に ブートローダのアンロックを行うために、Nexus S を USB 接続して、Fastboot モードにしたところ、PC側でデバイスドライバがないと怒られてしまいました。
しかたがないので、ネットで調べてみると Fastboot モードでは Nexus S を別のデバイスと認識してしまうためにというか、SDK に標準で添付されている android_winusb.ini だけだと通常起動時の CompositeAdbInterface はうまくインストールされるが、 Fastboot モードでは .ini ファイルに追加の記述を行わなければいけないようでした。
そこで、Fastboot モードで Nexus S のハードウェアIDをデバイスマネージャから調べて、 android_winusb.ini に追加してドライバのインストールを試みたところ、ドライバが見つからないというメッセージは出なくなりましたが、それでもディレクトリを指定しただけではうまくインストールできませんでした。
しかし、対象となるハードの一覧からドライバを選ぶことにしたところ、うまくドライバをインストールすることができました。
やっと、"fastboot oem unlock"でブートローダのアンロックを行い、ClockworkModをインストールし、さらに既にダウンロードしておいた Superuser-3.0.7 をリカバリーモードからインストールして、root化が完了しました。
root化が完了したので、一度、Nexus Sを再起動したところ、今までとちがった画面が現れて、もしやと思い Androidマーケットからダウンロードしたアプリを探したところ、みごとに消えていました。
よくみればネットでも書いてあったのですが、ブートローダのアンロックを行った際に本体内のデータが消されるということを見逃していて、バックアップをとらずに"fastboot oem unlock"を実行してしまったのです。
消えてしまったものは、復元しようがないので諦めるしかありませんが、少しショックでした。