Nexus S のフォント変更でハマりました。 ~ Font 編 ~

Androidマーケットからダウンロードしたアプリや連絡先のデータ、ミュージックのデータが消えてしまったのは残念ですが、それ以外の影響はなかったので、Android マーケットから再ダウンロードしたり、バックアップしている連絡先データを Google 経由で同期したりすればそれなりに復旧できるので、本来の目的である日本語フォントの入れ替え作業に着手です。
これもネットにて諸先輩の方々が解説されているように、変更したいフォントのファイルを /sdcard に置いて、コマンドプロンプトから “adb shell" を実行して作業スタートです。


まず、/system配下のファイルを操作できるように mount コマンドにてマウントします。
mount -o rw,remount -t yaffs2 /dev/block/mtdblock03 /system
次に、cpコマンドで、/mnt/sdcard に置いたフォントを /system/fonts にコピーですが、ここでまた問題発生です。
なんと、cpコマンドがないようです。
そんなバカな? と思いながらググってみると、そのようで ddコマンドでコピーしたといった情報がありました。
もう何年も ddコマンドなんかは使ったことがなかったので忘れていましたが、かなり昔には使っていたのを思い出しました。
dd if=/mnt/sdcard/DroidSansJapanese.ttf of=/system/fonts/DroidSansJapanese.ttf
てな感じで、fontsディレクトリにファイルをコピーして、次に fallback_fonts.xml に以下の5行を追加して作業終了。


DroidSansJapanese.ttf


再起動して、確認するとフォントが切り替わっていないではないですか。
こうなったら、fallback_fonts.xml ではなく system_fonts.xml に記述を追加してと思ったのですが、勘所がいまいちわからないため設定変更と結果確認を数回繰り返さなければならないと考えると面倒になり、フォント・ファイルを置き換えることにしました。
mv Roboto-Regular.ttf Roboto-Regular.ttf.org
mv DroidSansJapanese.ttf Roboto-Regular.ttf
フォント・ファイルを置き換えて、再起動してみたところフォントが良く見かけるものに変更されていて、やっと作業終了です。
その後、1時間あまりかけてブートローダのアンロックによるデータ消滅の復旧を行い、通常通り使えるようになりました。
また、今後のことを考えて、Root Explorer もインストールしてみました。
しかし、リカバリモードの起動というか、メニューが相変わらず表示されない状態です。
リカバリモードを選択して電源ボタンを押すと、リカバリーモードで起動されるのですが、横に倒れているドライド君が表示され、すぐに画面が真っ暗になりメニューがひょうじされない状況で、これについてはもう少し時間をかけて調べてみないとです。