アルデンヌの古城巡りの最終日は、アンヌヴォア城へ行き、そこからF1 ベルギーGPの観戦のためにスパへ移動します。
ディナンのホテルを１０時過ぎに出て、アンヌヴォワ城には１１時前には到着しました。
到着してガラガラの駐車場に車を停めて、アンヌヴォワ城の入り口に立つと、想像していたようなきれいに整備された庭園が目の前に広がり、来て良かったと思えました。

チケットカウンターというか、庭園への入り口の建物には、有料あるいは無料のガイドブックやパンフレットなどがおいてあり、その中には日本語で庭園の説明がされている「見学案内図」なるものがおいてありました。
きっと、日本の観光客がそこそこ来るので用意しているのでしょうが、こういったものが用意されていると非常に助かります。
右の写真の白い建物でチケットを購入して庭園に続くドアを開けて外にでると、まさにそこには広大な庭園が広がっています。
ここは、これまでのお城よりは観光客（や地元のお散歩をする方？）は多いですが、それでも前の人や後ろの人に追いついてしまうようなことはありませんでした。
ところで、チケットのレシートを見てみるとしっかりと駐車料金 ( € 1.25 ) がつけられていました。
また、そのときには気付かなかったのですが、レシートと一緒にディナンのクーポンが綴じられていました。
このクーポンを持っていくと、ディナンのシタデル（城砦）のチケットが安くなるようなことが書いてありますが、どのくらいのディスカウントになるのかは書いてないのでわかりません。
そもそも、ディナンのシタデル（城砦）へは２日前に行ってしまっていたので、このクーポンを今更もらっても、何の意味もないのですが。

アンヌヴォワ城は、室内を見学することはできませんが、入り口からしばらく歩いていくと池のそばに建つお城を池越しに見ることができます。
池には白鳥や鴨がいて、静かに佇むお城といった雰囲気を醸しだしていました。
私は写真をとりながら庭園内を歩いて２時間ほどかかりましたが、できればここは家族と話をしながらゆっくりと散策するのが適していると思いました。
もう機会はないと思いますが、できれば、今回とは違う季節にまたここに来て、ゆっくりと散策したいと思いました。

当初の予定では、アンヌヴォワ城を見たらすぐにスパに行く予定だったのですが、時間がまだあったので急遽、世界で一番小さな町「デュルビュイ」に行って見ることにしました。
事前に下調べをしていなかったためにあまり観光することはできませんでしたが、これはこれでよかったのではないかと思ってます。
デュルビュイに行ってみると、お昼過ぎだったせいもあり、レストランでかなりの方がビールを飲んでいて、私もテーブルに座ってビールを飲みたくなったのですが、そこは車の運転があるので諦めて街並みを観光することにしました。